シルエットクイズ


ポケモンのシルエットクイズ、昔アニメでやってたんですが
今はどうなんでしょう?

今回は、お絵描きしたポケモンを
プログラムでまっくろにして、シルエットクイズを作ってみたいと思います。

いまはまだ3匹しかいないので
みんなでリミックスして、どんどん種類をふやしていけたら楽しいかも!


↓↓[つづ]きを読む↓↓をご[らん]ください 
 

Scratchでシルエットクイズを作ろう


キャラをプログラムでまっくろにしてみよう

サンプルプロジェクト

まずはこちらのプロジェクトをみてみましょう。
https://scratch.mit.edu/projects/158130587/
WS0847

スタートを押すとゲームが始まります。
カンタンなシルエットクイズを遊ぶことができます。


キャラを黒くするには?

WS0848

「明るさ」の効果をつかうと、コスチュームを白くしたり黒くしたりすることができます。
「明るさ100」だとまっしろに
「明るさ-100」だとまっくろになります。

「だーれだ」のメッセージを受け取ると、ゲームのはじまりです。
シルエットになるように「明るさ-100」にしておきましょう。

WS0850

さらに「ピクセル化」の効果を加えると
シルエットクイズがさらにむずかしくなりますね。

効果は0から100までと思われがちですが
ピクセル化もマイナスをつかうことができます。
ゼロから離れるほど、効果は高くなります。


コスチュームをランダムにしよう

「コスチュームを○○にする」のブロックには
変数や乱数などのブロックをくみあわせることができます。

WS0851

コスチュームナンバーのマックスを取れないので
素直に1から3までの数字を入れます。

この乱数の大きいほうの数字には、コスチュームの数を入れましょう。
いまはコスチュームが3つしかないので「1から3」にしていますが
コスチュームが増えたら、ここの値も変えるようにします。

WS0852

「だーれだ」を受け取ったときのスクリプトを
何度かクリックしてみましょう。
ちゃんとランダムでポケモンが入れ替わっているのがわかりますね。


クイズ形式にしてみよう

プレイヤーに質問するブロック

プレイヤーに入力させるには「○○と聞いて待つ」のブロックを使います。
WS0853

このブロックをつかうと、ステージの下にテキストウィンドウが現れます。
プレイヤーが入力してエンターを押すか、チェックマークをクリックすると
つぎのプログラムに進みます。

日本語には、漢字・ひらがな・カタカナ など色々なパターンがあるので
クイズにするときは、こたえが一つだけになるように
注意書きをしておくと親切ですね。
(今回のパターンだと、半角カタカナで入力されると間違いになってしまいます)

まっくろ状態からもとにもどそう

WS0854

つぎのプログラムに進んだ…ということは
「プレイヤーが答えを入力し終わった」ということなので
答え合わせをするために、ポケモンの姿を見せましょう。

「画像効果をなくす」でもいいですが
「○○の効果を○ずつかえる」のブロックをつかって
だんだん姿がみえるようにしたいときは、↑のようにします。

効果が0のときが、効果がなくなった時なので
「効果を10ずつかえる」×「10回繰り返す」=100
で、-100に100を加えて0にしています。

繰り返し回数が多いほど、ゆっくり元に戻るので
1ずつかえる×100回繰り返す とかでもいいですね。


答え合わせをしよう

WS0856

プレイヤーが、「○○と聞いて待つ」で答えた内容は
「調べる」の「答え」変数の中に入っています。

WS0855

ポケモンのスプライトの中には、↑のようにコスチュームが入っていて
それぞれコスチューム名がポケモンの名前になっています。

これを利用して、プレイヤーの「答え」と「コスチューム名」が
あっているかどうかを調べれば、答え合わせができますね!

WS0857


コスチュームナンバーは「見た目」で調べられるのですが
コスチューム名は「調べる」の中にある「x座標(○○)」
のブロックで調べられます。

「x座標▼」をクリックして「コスチューム名」に変えます。
「スタート▼」となっているところも「ポケモン」に変えましょう。

これでポケモンのコスチューム名を調べることができます。

あとは「答え」と「コスチューム名」が同じかどうかを
「演算」ブロックの「=」で調べましょう。

WS0858

「答え=コスチューム名」ならあたり、
ちがうときはハズレ、というように答え合わせをしましょう。

これで「だーれだ?」の部分は完成です。

あとはスタートボタンを押されたときに「だーれだ」を送るなどすると
ゲームになりますね!


おまけ:録音した声で答えを言う

ポケモンの名前を言う声を用意

それぞれのポケモンにあわせた声を録音します
(例:「フシギダネでした~」など)

WS0859

このとき、コスチューム名と同じように録音した音の名前をポケモンの名前にします。
声の名前を付け間違えると音が鳴らないので注意!

WS0860

録音した音を、組み合わせて鳴らしたい時は
「終わるまで○○の音を鳴らす」のブロックを使うと
音の再生が終わってから次のブロックにすすみます。

この音を鳴らすブロックにも、ブロックを合体することができるので
今のコスチューム名を「○○の音を鳴らす」に組み合わせると
その名前がついた音を鳴らすことができます。