ブログタイトル_ギター


今回は、Scratchをつかってギターコードをひきつつ作曲してみよう!という内容[ないよう]です。
作曲って[むずか]しそうですよね…というかどうやってやっているか全くわからないですよね。 

でもギターを[]ける人ってなんか作曲が得意[とくい]そうな感じしませんか?
じつは、ギターのコードを[おぼ]えると、メロディラインが決まってくるので
鼻歌を歌うみたいにして、なんとなく作曲することができるのです!


 プログラムメインなので作曲レクチャーはあまりできないんですが補助[ほじょ]ツールとしてScratchをつかってギターコードをならしてみましょう。


↓↓[つづ]きを読む↓↓をご[らん]ください 
 

Scratchで作曲にちょうせんしてみよう

今回説明[せつめい]に使うプロジェクトはこちら
https://scratch.mit.edu/projects/116491650/
WS0436

  このプロジェクトをみながら、どんなふうにプログラムするのか確認[かくにん]していきましょう。
 

和音をならしてみよう

音ブロックの使い方はなんとなく知っている人も多いと思います。 WS0437

この「60の音符[おんぷ]を0.5[はく]鳴らす」っていうブロックですね。
60の部分をクリックすると、ピアノの鍵盤[けんばん]があらわれて、
すきな音をえらぶことができます。

さて、このブロックだけでは1つの音しか鳴らすことができません。
でもScratchは「いくつものプログラムを同時に動かすことができる」ので
こんなふうにすると、和音をならすことができます。 WS0435
(画像[がぞう]をクリックで拡大[かくだい]できます)

「○○を受け取ったとき」をいくつも作り、別々[べつべつ]の音を設定[せってい]します。
すると、メッセージが送られたときに、同時に音がなるので和音になります。  

ギターのコードを表現[ひょうげん]してみよう

この和音をつかって、ギターのコードを表現[ひょうげん]してみましょう。
ギターは、6本の[げん]のおさえ方によって、様々な音を同時にならしています。

この音の組み合わせを「コード」といいます。
たとえばCのコードなら、ドミソを基本[きほん]とした音になります。 WS0435

コードをわかりやすくピアノの鍵盤[けんばん]にしてくれているサイトがあるので
このあたりを参考[さんこう]に、和音を作っていきましょう。
ピアノコード一覧表[いちらんひょう] 

今回は、ステージ上にあるコードをクリックすると、そのコードの和音を鳴らすようにしたいので、
1つのスプライトに1つのコードというふうに作っています。
いちど、このスプライトをクリックして、ちゃんと音が鳴るか[ため]してみて下さい。


音が鳴るのを確認[かくにん]できたら、ハッピーバースデーをコードで[]いてみましょう。
 ハッピーバースデートゥーユー / 童謡[どうよう]唱歌[しょうか]合唱[がっしょう] ギターコード[] - U-フレット 
歌いながらコードを[]さえると、ちゃんと伴奏[ばんそう]できていることがわかると思います。

 

Scratchギターで作曲してみよう

ギターを[]きこなすまでにはけっこうな練習が必要[ひつよう]ですが
今回作ったScratchギターを使えば、[げん]をおさえなくてもコードを鳴らすことができるので、
比較的[ひかくてき]簡単[かんたん]に、作曲を進めることができると思います。

 作曲の仕方、曲を作ってみよう!
このサイトがけっこうわかりやすく作曲の手順[てじゅん]を教えてくれているので
こちらを参考[さんこう]にして、鼻歌でもなんでもいいのでメロディを考えてみましょう。


コツとしては、Cのコードを伴奏[ばんそう]にしているときは
Cコードの構成[こうせい]音「ド・ミ・ソ・高いド・ミ・ソ」を使ったメロディ
Gコードを伴奏[ばんそう]にしている時は、Gコードの構成[こうせい]音「レ・ソ・シ・高いレ・ソ・シ」
を使ったメロディになるように考えると上手[うま]くいくと思います。


よく使われるコード進行というのも結構[けっこう]きまっているので
そのコード進行を鳴らしてみて[おも][]かぶメロディを書きとめるのもいいと思います。


また、黄金コードと[]ばれる数々のヒット曲を生み出したコード進行がありますので
これらのコード進行を鳴らしてみながら考えると[]いかもしれませんね。

 代表的[だいひょうてき]なコード進行


伴奏[ばんそう]をプログラムしてみよう

ボタンを[]しながら歌をうたうのはけっこう面倒[めんどう]ですよね。
そんなときはコード進行をプログラムしてしまいましょう。

サンプルのプログラムの「ステージ」のなかにこんな感じに組んであります。 WS0438
(画像[がぞう]をクリックで拡大[かくだい]できます)

それぞれのスプライトで「Cのメッセージを受け取ったとき」のようにプログラムしているので、
[]きたいコードをメッセ―ジで送ってあげれば
そのコードの伴奏[ばんそう]をプログラムすることができます。

 何拍[なんぱく]休むかは、[この]みによると思いますが今回は1/4拍子[びょうし]にしてます。
字幕[じまく]もあるとどの部分がどのコードなのかわかりやすいかなと思います。

こんな感じで自分の考えたコード進行を[なら]べておけば
いつでも伴奏[ばんそう]として[][]すことができますので、便利[べんり]ですね。


豆知識[まめちしき]ですが
WS0439
こんな感じで変数[へんすう]などを使ってメッセージを送ることもできるんですよ。
すごく便利[べんり]なので色々応用[おうよう]してみてくださいね。


さいごに

Scratchのワークショップでこんなのやってみたい!というアンケートのなかに
音ブロックをつかってピアノを作ったり作曲したりしてみたい
という声があったので、今回のプロジェクトを考えてみました。

ピアノのメロディーだけだと結構[けっこう]さびしい印象[いんしょう]になってしまうので
ギターコードを使った作曲ができたらいいなと思って作りました。

さいしょは自分の[]きな曲や、かんたんな曲のアレンジから考えて
いろんな曲を再現[さいげん]できると楽しいですよ。

ぜひ[ため]してみて下さいね。