以前[いぜん]対戦[たいせん]！ビシバシゲームを作ろうで
キーを交互[こうご]に連打[れんだ]させるゲームを紹介[しょうかい]しましたが
今回はもっと簡単[かんたん]！
変数[へんすう]をつかわなくてもできる連打[れんだ]ゲームを作ってみましょう。

まずは、試[ため]しにプレイしてみて下さい
サンプルプロジェクト

キーボードが日本語入力になってるとキーがきかないので
キーが効[き]かない時は「半角/全角キー」を押[お]して半角英数[えいすう]モードにしましょう

「A」と「L」を交互[こうご]に連打[れんだ]すると
ジュースが減[へ]っていくというシンプルなゲームです。

↓↓続[つづ]きを読む↓↓をご覧[らん]ください

５秒でクリアせよ！メイドインスクラッチ

タイトルからおわりまでの流れを作ろう
コップに穴[あな]を開けよう
超[ちょう]カンタンな連打[れんだ]プログラム
成功[せいこう]・失敗[しっぱい]の演出[えんしゅつ]で完成[かんせい]
さいごに

タイトルからおわりまでの流れを作ろう

シンプルゲームはつかいまわせる

メイドインスクラッチは短いゲームなので
タイトルから終わりまでの流れはほとんど同じですので

プログラムをコピーしておくとラクチンです

今回は「スペースキー」で次のシーンに進めるために
タイトル画面を表示[ひょうじ]したら
「スペースキーが押[お]されたまで待つ」をつかいましょう。

「まで待つ」を使うと、プログラムを一旦[いったん]]止めることができるので
ゲームの流れをコントロールしたい時にとっても便利[べんり]です。

同じようにゲームスタートからゲームの終わりまでは
5秒間と決まっているので
タイマーを使って、タイマーが５秒以上[いじょう]になったら
「ゲームおわり」のメッセージを送ります。

コップに穴[あな]を開けよう

後ろのジュースが見えるようにしよう

ステージに使われている絵を見てみましょう

コップの部分が白とグレーの格子[かくこ]模様[もよう]になっています。
この模様[もよう]の部分は、透明[とうめい]ですよ、という意味です。

コップが透明[とうめい]なので、下に敷[し]いているピンク色が
透[す]けて見えるようになります。

このように、絵のかさなりのことを「レイヤー」といいます
スクラッチで、このレイヤーの上下をかえることができます。

「見た目」ブロックの
「○層[そう]下げる」というブロックを使うと
そのスプライトの並[なら]び順[じゅん]を１つ後ろにすることができます。

「ジュース・ステージ」の順番[じゅんばん]で並[なら]んでいても
「ステージ・ジュース」の順番[じゅんばん]になおすことができます。

超[ちょう]カンタンな連打[れんだ]プログラム

便利[べんり]な「まで待つ」ブロック

メイドインスクラッチではたびたび「まで待つ」ブロックが出てきますが
連打[れんだ]にも使っていきます。

こちらが「カンタンれんだメソッド」です

連打[れんだ]だったらイベントの「○キーが押[お]されたとき」を使えばいいのでは？
という人もいると思います
WS0969

たとえばこんな感じですね。
これでももちろんOKですが、イベントでやってしまうと

× キー長押[お]しができてしまう
× 変数[へんすう]をつかわないといけない
× ゲーム中以外[いがい]でも連打[れんだ]できてしまう（タイトル画面など）

こんなかんじで気にしないといけないことが
けっこう多いので、これらを回避[かいひ]しようとするとメンドクサイですね。
（もちろんイベントを使うメリットもたくさんあるのですが）

連打[れんだ]したらジュースが減[へ]るようにしよう

実際[じっさい]にジュースのプログラムに組[く]み込[こ]んでみましょう。

こんな感じです。
ジュースは下にずらすだけでOKなので
キーが押[お]されたらｙ座標[ざひょう]をマイナスしましょう。

今回はAとLを交互[こうご]に連打[れんだ]してほしいので
カンタンれんだメソッドを２つ入れておきましょう。

この方法[ほうほう]だと、キーが何個[なんこ]増[ふ]えても大丈夫[だいじょうぶ]ですね。

くりかえしが終わったら、指定した回数の連打[れんだ]が終わったということなので
「せいこう」のメッセージを送ります。