modding1

Scratchのjsonファイルを書き換えて
ハックブロックを作ったことがある人もいるかと思いますが
今回は「Scratchそのもの」をmoddingしてみたいと思います。

ほとんど情報がないので手探りでのmoddingですが
まだやったことがない人も一緒にやってみませんか!

先生いそがしいので、またしてもお絵描きの人がmoddingしています。
ヘンなところがあったら教えて下さいね!



↓↓[つづ]きを読む↓↓をご[らん]ください 
 

JDKをダウンロード・インストール

JDKとはJavaの開発環境[かんきょう]のことです。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
このサイトから、最新[さいしん]のJDKをダウンロードしましょう。

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まんなかにある「Java DOWNLOAD」とかかれたボタンをクリックします。


 ダウンロードページが開きますので
「Java SE Development Kit Downloads」のなかから
自分のOSにあったものをえらんでダウンロードします。
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x86とかx64とか、よくわからないという人は
エクスプローラを開いてみて下さい。
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エクスプローラのメニューのなかに「コンピュータ」というメニューがあります。
このなかの「システムのプロパティ」というボタンをクリックすると・・・

 WS0007
こんなかんじで、自分が使っているOSのバージョンやシステムの種類[しゅるい]がひょうじされます。

この「システムの種類[しゅるい]」が64ビットなら
さきほどのJDKをダウンロードするところは「Windows x64」の項目[こうもく]ということです。 

ダウンロードのリンクをクリックして、ダウンロードしましょう。
(なにかメッセージがでてダウンロードできない時は
Accept License Agreementのチェックが入っているかを確認[かくにん]しましょう)

ダウンロードが終わったら、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールしましょう。
「jdk-8u77-windows.exe」みたいなファイルです。バージョンによって名前がちがいます。
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こんなウィンドウがでたら「はい」をクリックします。

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インストールの準備[じゅんび]をはじめます。「次へ」をクリックします。

Image 17
JDKをどこにインストールするかを設定[せってい]します。
パスを通したりする設定[せってい]がわからない人は、変更[へんこう]しないほうがいいでしょう。


「次へ」をクリックすると、インストールがはじまります。
パソコンのスペックによっては少し時間がかかるかもしれません。

インストールが終わったら、インストールのウィンドウを[]じます。



IntelliJ IDEA をダウンロード・インストール

IntelliJ IDEA はプログラムを書くときに便利[べんり]なソフトです。
エラーの場所を教えてくれたり、プログラムするときに役立つ機能[きのう]がたくさんあります。
テキストエディタでもプログラムはできますが
できれば入れておきたいソフトです。

IntelliJ IDEAのほかにEclipseというソフトもあります。
どちらを使ってもいいですが、今回はIntelliJ IDEAで説明[せつめい]します。

まずこのサイトにアクセスします。
https://www.jetbrains.com/idea/ 

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「DOWNLOAD」のボタンがありますので、クリックします。

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CommunityとUltimateがあります。Communityが無料版[むりょうばん]です。
OSをえらんで「DOWNLOAD」のボタンを[]すと、ダウンロードがはじまります。

「ideaIC-2016-1.exe」みたいなファイル(バージョンによって名前はちがいます)を
クリックして、インストールをはじめましょう。

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 こんなウィンドウがでたら「はい」をクリックします。

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 英語[えいご]ですが、IntelliJ IDEAのセットアップを始めますよ。っていう画面です。
「Next(つぎへ)」をクリックします。

Image 19
インストールする場所を設定[せってい]します。
よくわからなければデフォルトでOK。「Next」ボタンを[]します。

インストールができたら、つぎはMinecraftForgeをインストールしましょう。


Gitのインストール

マイクラの時と同じように、githubからダウンロードしたファイルを
コマンドプロンプトで実行しようとしたのですが
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こんな感じでビルドできなくて
OSMF.zipやosmf.swcを所定の場所にいれてもうまくいかなかったので
素直[すなお]にGitをインストールしようと思います。

まずはWindows用のGitをダウンロードします。
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「Download」ボタンを[]して、ダウンロードしたexeを実行しましょう。

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こんなウィンドウが出ることがあります。
「はい」で次に進みましょう。

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「Next」ボタンをクリックするとGitのセットアップが始まります。
Gitのセットアップは[えら]ぶことが色々あるので
このへんに[くわ]しくのっています。


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インストールする場所を決めましょう。
よくわからない人はそのままでOKです。インストールする場所を[えら]びたい人は
直接[ちょくせつ]入力するか、「Browse」ボタンで[えら]ぶことができます。

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デスクトップアイコンを作ったり、右クリックメニューにGitを実行するための
メニューを追加[ついか]したり…のオプションを[えら]ぶことができます。

必要[ひつよう][おう]じてチェックを入れましょう。
よくわからない人はとりあえず図のようにして「Next」をクリックします。

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スタートメニューに追加[ついか]する時の名前を決めます。
こだわりがなければ、デフォルトのままでOKです。

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pathの設定[せってい]です。
とりあえずGitBashでだけ使えればいいのでGitBashオンリーにしたいところですが
UseGitf from the Windosw Command Prompt
にしておかないと、あとでIntelliJ IDEAでプロジェクトを作る時にコケる
ので
よくわかんないひとは、真ん中にチェックしておきましょう。

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エンコードの設定[せってい]です。改行[かいぎょう]コードを変換[へんかん]してくれる設定[せってい]にしました。

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どっちのコンソールを使うか[えら]びます。
とくにこだわりがなければデフォルトでOKです。

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説明[せつめい]を読んでもよくわかんなかったエクストラオプションですw
PCのリソースを消費[しょうひ]する代わりに応答[おうとう]速度を改善[かいぜん]するらしいです。

とりあえずデフォルトにしておきました。

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インストールが終わるとこんな画面がでます。
右クリックメニューに追加[ついか]しているので、ここではLaunchしなくてもいいです。

では、さっそくScratchのソースをダウンロードしてみましょう。

Scratchのソースをダウンロード

さて、さっそくGitでScratchのソースをダウンロードしてみましょう。
まず、プロジェクトを作りたいフォルダをえらんで
「右クリック」します。

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右クリックメニューに
「GitBash Here」というメニューがありますのでこれをクリックします。

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GitBashを開いたら、上のように
git clone https://github.com/LLK/scratch-flash 
と入力します。
(右クリック→「Paste」でペーストすることもできます。)
 
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しばらくするとダウンロードが完了[かんりょう]します。

フォルダの中に「scratch-flash」というフォルダが新しくできているか
確認[かくにん]しましょう。ちゃんとできていたら、一度この画面を[]じます。

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つぎは、この新しくできた「scratch-flash」フォルダを
右クリックして、[ふたた]びGitBashを開きます。
(CDコマンドで移動[いどう]してもOK)

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上のように
./gradlew build
と打って、エンターを[]します。

ここでうまくいく人と、いかない人がでてきます。
[わたし]はうまくいかない人でしたので
下のようなかんじで、[くぼ]むぐらい[いか]られます。
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ここでたくさん出てくる
C:\Users\<ユーザ名>\.gradle\gradleFx dks\<ながーいフォルダ名>
こんな感じのながーいフォルダ名に注目して下さい。

まずはこのsdksの場所まで移動[いどう]しましょう。
C:\Users\<ユーザ名>\.gradle\gradleFx dks\

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sdksの中はからっぽです。
ここに「新しいフォルダ」を作って、先ほど出てきた
長い名前のフォルダ名をつけましょう。

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このフォルダ名はパソコンによって[ちが]ので
GitBashのログからフォルダ名をコピーして名前をつけましょう。
ログをマウスで選択[せんたく]して、右クリック→コピーでコピーできます。

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 フォルダができたら、そのフォルダのなかに
「in」というフォルダを作ります。

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そして「in」フォルダの中に
「OSMF_1.0.zip」を入れます。
このファイルはここからダウンロードすることができます。

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同じ要領[ようりょう]で、つぎは「長い名前」のフォルダの下に
「frameworks」フォルダを作り、その下に「libs」フォルダを作ります。
その中に「OSMF.swc」のファイルを[]きましょう。
このファイルはここからダウンロードできます。


このナゾの設定[せってい]ができたら、もう一度
./gradlew build
コマンドでビルドを[ため]してみましょう。

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BUILD SUCCESSFUL
の文字が出れば、ビルド成功[せいこう]です。

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 scratch-flashフォルダの中に「Build」フォルダが作られ
「11.6」のフォルダの中に「Scratch.swf」が作られました。

これで、[もと]のScratchが完成[かんせい]しました。

IntelliJ IDEAでScratchをビルドしてみよう

準備[じゅんび]がとってもめんどくさかったですね!
いよいよIntellJ IDEAをつかってScratchをビルドしてみましょう。

スタート→アプリからIntelliJ IDEAを起動しましょう。
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どこにあるかわからない人は、アプリの検索窓[けんさくまど]から
「IntelliJ...」と入力すれば出てきます。

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 まず、[はじ]めの画面から「Import Project」をクリック

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 Scratchのソースをダウンロード場所をひらいて
なかにある「Build.gradle」をえらび「OK」を[]します。

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ここは、[とく]に何も変更[へんこう]しなくて大丈夫[だいじょうぶ]ですが
Gradle JVMのところに、先ほどインストールしたjavaが入っているか確認[かくにん]しましょう
「OK」を[]してプロジェクトを作ります。

上手[うま]くいかない人は、下を確認[かくにん]してみて下さい。

・もし、Gradle JVMのところに赤文字で「not defined yet」と書かれていたら
InteillJさんのjavaの設定[せってい]がちゃんとできていないので
ココにかかれている手順[てじゅん]にそって、javaの設定[せってい]をしましょう。

IntelliJのスタート画面の右下にある
「Configure」から「Project Defaults」→「Project Structure」を[えら]

Projectのタブをひらくと
「ProjectSDK」を設定[せってい]する場所があるので
「New」ボタンを[]す。

あとは先ほどインストールしたJDKをえらべばOKです。

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しばらくすると、プロジェクトが開きます。
はじめは↑のような画面になっているので
「ALT+1」を[]して、プロジェクトビューを開きましょう。

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画面下の「Terminal」というボタンを[]すと、ターミナル
(先ほどGitで使ったようなウィンドウ)が下にあらわれます。

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ここに、「gradlew build」と打ってエンターを[]してみましょう。

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ちょっと時間がかかりますが、成功[せいこう]すると
「BUILD SUCCESSFULL」というメッセージがでます。


これで、「ScratchのModding環境[かんきょう]を整える」はおしまいです。
次回からはいよいよ、オリジナルのブロックを作っていきましょう。