nintendo-labo
Nintendo Laboは自分で作って色々楽しめるので
持っているひとも多いのではないでしょうか?

今回は、Nintendo LaboのToy-Conガレージを使った
Scratchとの連動方法をご紹介します。


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ニンテンドーラボとスクラッチを連動させよう




解説動画作りました。
連動からゲームの作り方まで


スイッチとPCをつなごう

プラグを用意しよう

まずはSwitchとPCをつなぐ準備をします。
必要なのは100均などで売っている
ミニプラグ⇔ミニプラグ 接続コードです。

両方の先が3.5mmのミニプラグであればOKです
スマホとカーステなどをつなぐために売られているものですね。
tanshi_phone_plug


片方をPCのマイクジャックにさします
マイクマークとヘッドホンマーク 2種類あると思いますが
マイクのマークがついているジャックに差します

microphone_mark



もう片方をニンテンドースイッチの右上にある差し口に差し込みます。

これでスイッチとPCがつながりました。
PCからスイッチの音が流れていればOKです。

トイコンガレージのせっていをしよう

トイコンガレージを用意しよう

ニンテンドーラボの「つくる」「あそぶ」「わかる」の中から
「わかる」を選びます。

「わかる」の中にある「Toy-Conガレージ」を開きましょう。
toyconガレージ



Toy-Conガレージで
下のようにせっていしましょう。

toyconガレージ

入力を「ボタンL」(これ以外でも、入力は何でもいいです)
出力を「こうかおん1のミ・オクターブ1」(これも何でもいいです)
にします。


つぎにScratchスクラッチを起動します。
スクラッチの「イベント」にこんなブロックがあります。
WS1380
このブロックを使うと、音がなった時に
このブロックにつながったプログラムが動くようになります。

連動させて遊んでみよう

今回はテスト用に、こんなゲームを用意しました。
サンプルゲームはこちら
WS1381



トイコンのLボタンを使います。
WS1382

うまく接続と設定ができていれば
Lボタンでゲームスタート・Lボタンでシャッターをきることができると思います。
横もちでカメラを構えるようなポーズをして Lボタンでシャッターをきりましょう!

うまく連動できないときは?

1:PCにプラグを差した時に、うまく認識されていないかも?

ちゃんと認識されているか確認してみましょう。
「ウィンドウズキー+Xボタン」から「コントロールパネル」をえらびます
WS1383

「ハードウェアとサウンド」をえらびます。
「サウンド」のなかの「オーディオデバイスの管理」をひらきます。

WS1384

「録音」のタブの中に、内臓マイクとか外付けマイクとかが出ています。
今回は、スイッチからきた音をマイクジャックにさしこんでいるので
「外付けマイク」になります。

ここに緑色のチェックが入っているか
また、チェックが入っているなら、右がわのゲージが反応しているはずですので
見てみて下さい。

緑色のチェックがついていない場合は
「右クリック」で「既定のデバイスに設定する」にしてみて下さい。

これでゲージが反応していればOKです。

★スクラッチを起動した状態でサウンドの設定をかえると
設定が反映されないことがあるので、スクラッチを再起動しましょう。


2:音量が小さすぎるのかも?

スイッチの上部にボリュームを上げ下げするボタンがあります。
ボリュームを上げて、スイッチの音が聞こえるか確認しましょう。
(スイッチの音がパソコンからなっているはずです)


3:それでもだめなら再起動

パソコンを再起動してみます。


4:ケーブルが動いているか試してみる

他の機器(スマホとスピーカーなど)できちんと動いているか試してみます。
他の危機でもうまくいかない時は、ケーブルが壊れているかも。


5:マイクへのアクセスを許可している?

オフライン版ではそのままでOKですが
オンライン版ではこんなメッセージがひょうじされます。
WS1385

「許可」にしていないと、Switchからの音がスクラッチに伝わりません。

音量イベントを使う時のコツ

イベントの「音量>10のとき」や「○キーがおされたとき」のブロックは
旗が押された時以外にも、動きます。

ゲーム中以外にも予想しない所で動くので
ゲーム中の好きな場面でだけ反応するようにしましょう。


これは「シャッターチャンス」のテロップのプログラムのいちぶです。
WS1386

こんなふうに「音量>10」のブロックに
「シーンが○○のときだけ反応する」ようにプログラムすれば
ほかの場面ではこのイベントは動かなくなります。

また、「までまつ」のブロックを入れて
音やボタンを使う時に、連打してしまわないようにしましょう。


joy-conをふたつ使うには?

音量を使う方法では、joy-conを二つ使うのは結構難しいです。
スイッチ側とスクラッチ側で、音量の調整が必要になります。

まず、toy-conガレージで下のように設定します。
toy-conガレージの設定

「出力」の音は、ボリュームを選べないので
「中間ノード」を使って
「ボタン」と「ひかる」をつなげます。

つぎに「ひかる」の上に「スポイト」を上図のように重ねます。

さいごに「スポイト」と「こうかおん」を重ねます。

「こうかおん2のラ」にすると、音量に差がでました。

★スイッチのデフォルト音量によって
スクラッチで受信する音量がかわります。


あとはScratchがわで、音量が○○以上ならこのプログラム
音量が○○以上ならこのプログラム

というように音量によってコントローラーを認識するようにします。

サンプルプログラム
WS1388


WS1387

リストなどをつかって、ボタンを押してみて
どれくらいの音量になってるか確認しながら、数値を調節しましょう。


さいごに

どうでしたか?
やっぱり「コントローラ」があると、一気にゲーム感が上がるので
コントローラー使うのはおススメなんですが
PCにコントローラーをつなげようとすると、結構高いですよね。

ニンテンドーラボもスイッチも高いですが
すでに持っている人は、100円でつながるので
ぜひ試してみて下さいね。

また、音量を使うと「タタコン」もカンタンに作れます。


こっちは100均のスピーカーとタイコだけで作れるので安価ですね。


自分の好きなものをコントローラーにできる
メイキーメイキーというのがあります。
6000円ぐらい。バナナとか粘土とかもコントローラーになります。







フツーにコントローラーを使うなら
1000円前後でUSBのものがあります。

joytokeyなどを使うと、Scratchも動きます。


以前、阿部先生もスイッチとの連動について
Twitterで紹介されています!

他のToy-Conも試してみたいですね


色々ためして、お友達と遊んでみて下さいね