きのこたけのこブログ

今回はシューティングゲームです!
ワークショップなどでシューティングゲームはかなりやってるのですが
やりすぎてブログで紹介[しょうかい]することがなかったので
今回はカンタンに作れるシューティングを紹介[しょうかい]します

ゲームを作る時に大事なのは「テーマ」を決めること!
テーマを決めると、あとあと設定[せってい]とか追加[ついか]しやすいです
今回は見てのとおり「きのこたけのこ」がテーマです

あなたが「きのこ[]」なら
「きのこの山に[]めてきたタケノコ」から山を守るゲーム

あなたが「たけのこ[]」なら
「たけのこの里に[]めてきたキノコ 」から里を守るゲーム

にします。
どちらのコスチュームも用意しているので
[]きな方を[えら]んで作ってみましょう。


それでは作り方を紹介[しょうかい]します。



↓↓[つづ]きを読む↓↓をご[らん]ください 

Scratchできのこvsたけのこ大戦争[だいせんそう]


きのこ?たけのこ?チームを決めよう

サンプルプロジェクト

まずはここからサンプルプロジェクトを開きましょう。
WS1235
このサンプルでは、たけのこチームで説明[せつめい]していきます。


WS1236
中身はこんな感じ

背景[はいけい]は、たけのこ用ときのこ用を用意しています。

チームの主人公にプログラムしよう

たけのこチームは「たけのこ」のスプライトに
きのこチームは「きのこ」のスプライトに

それぞれプログラムしていきましょう。

WS1237

まずはタイトルを表示[ひょうじ]して、ゲームスタートまでのところ
タイトル画面にいるときは、キャラを[かく]しておきます。

WS1238

背景[はいけい][]わったら、キャラを登場させましょう。
イベントブロックの「背景[はいけい]が○○になったとき」を使います。

今回はゲームが始まったときに登場させたいので
背景[はいけい]が「たけのこBG」になったときに登場させます。

座標[ざひょう]」を使ってキャラを[]きな場所に登場させましょう。
ここまでで、主人公がゲームをはじめる準備[じゅんび]ができました。


キャラの動きをプログラムしよう

マウスについてくるキャラ

今回は、主人公がマウスについてくるようにしてみましょう。

WS1240

この「マウスについてくるメソッド」を使います!


WS1239
これを、キャラが登場したあとのプログラムにくっつけてみましょう。

はたをクリックして動きを確認[かくにん]してみましょう。
タイトル→ゲーム画面になったときに
主人公がマウスについてくるようになりましたね。

[]たようなプログラムに
WS1241

こんなのもあります。
こっちもマウスについてくるのですが
あまりにもベッタリついてくるので、ゲームっぽくないかもです。

このへんはお[この]みで使い分けてみてください。


[てき]の動きも作ってみよう

さて、主人公ができたので、[てき]も作ってみましょう。

WS1242
たけのこが主人公のときは、[てき]がきのこになりますので
きのこにプログラムしていきます。

たけのこと同じように、[はた]がクリックされたときには[かく]しておき
ゲームが始まったら(背景[はいけい]がたけのこBGになったら)
表示[ひょうじ]するようにします。

場所のリセットなどが終わったら
ステージのなかをウロウロさせてみましょう。
WS1243

ステージの中を、ウロウロさせたいときは
この「ステージウロウロメソッド」を使います!


WS1244
[てき]がステージに登場したあと
ステージ内をウロウロするように、組み合わせましょう。


[てき]にさわったらアウト!のルールを作ろう

このままゲームをスタートさせると
[てき]にぶつかっても、なにもおこりません。

まだこの主人公はムテキ状態[じょうたい]ですね。
主人公に「[てき]にさわったらアウトですよ」
というルールを追加[ついか]してあげましょう。

WS1245



ルールを追加[ついか]するときは「もしブロック」ですね。
もしキノコにさわったら…の中に
どういう演出[えんしゅつ]をしたいかを入れましょう。

今回は、単純[たんじゅん]に「[かく]して、背景[はいけい][]える」ことにします。


WS1246

このルールを、主人公に追加[ついか]しましょう。
ゲーム中はずーっと当たり判定[はんてい]をチェックしていてほしいので
「ずっと」の中に入れます。

WS1247

これはお[この]みですが
防衛[ぼうえい]失敗[しっぱい](ゲームオーバー)になったときに
ゲームオーバーの音を鳴らすと、イイカンジです。


[たま]がでるようにしよう

[たま]のクローンを作ろう

まずは、キーが[]されたときに[たま]のクローンを作るプログラムをしましょう。
WS1250

キーが[]されたときにクローンを作るだけ!

ですが、タイトル画面の時に[たま]がでると[こま]ので
背景[はいけい]の名前がたけのこBGのときだけクローンする」
というルールを追加[ついか]してあげましょう。

WS1251
(タイピングが苦手な人は「背景[はいけい]ナンバー」を条件[じょうけん]にしてもOK!)

このルールを「キーが[]されたとき」に組み合わせます。
WS1249
これでクローンを作ることができました。


クローンが発射[はっしゃ]されるプログラムをしよう

さて、発射[はっしゃ]ボタンができたら、[たま]のプログラムをしていきましょう。

WS1252

まずは[たま]準備[じゅんび]から。
ゲームが始まったときは、[かく]しておき
クローンされたときに表示[ひょうじ]するようにします。

表示[ひょうじ]されるだけでは[こま]るので、[たま]が進むようにします。
そこで使うのがこれ
やみくもに一直線メソッドです。
WS1253

これを使うと、やみくもに一直線に進む動きができます

WS1254

これを組み合わせて
「たけのこからスタート」「やみくもに進む」「おわったら削除[さくじょ]
というプログラムになりました。


[たま]に当たったら消えるようにしよう

さて、キーが[]されたら[たま]発射[はっしゃ]できるようになりましたが
[たま]がきのこに当たってもなにもおこりません。

[たま]が当たったら消えるというルールを追加[ついか]しないといけませんね。


WS1255
[たま]が当たったら[かく]すプログラムです。
[かく]したままにするとゲームが[つづ]かないので、3秒後に[ふたた]出現[しゅつげん]させるようにします。

WS1256

このルールを、[てき]キャラに追加[ついか]します。
ゲーム中はずっとチェックしてほしいので
「ずっと」の中に入れましょう。
これで、[てき]はたまに当たると消えるようになりました。


クリア条件[じょうけん]を決めよう

制限[せいげん]時間をつけるには?

[てき]何匹[なんびき][たお]したか」とか、「何秒間まもったか」のように
クリアの条件[じょうけん]は色々ありますが
今回は「制限[せいげん]時間まで[てき]にさわらずにいればクリア」
というようにしてみましょう。

WS1257
使うのは「カンタンタイマーメソッド」です。
タイマーにも色々ありますが、とってもお手軽に使えるヤツがこれです。

WS1258

これを、主人公のプログラムに追加[ついか]します。

どこからタイマーをスタートさせるかは自由ですが
タイトル画面のときはまだゲームが始まっていないので
背景[はいけい]が「たけのこBG」になったらスタートにしました。


ゲームクリア!のルールを作ろう

制限[せいげん]時間を計るのは、タイマーでできましたので
つぎにクリアの条件[じょうけん]を考えましょう。


防衛[ぼうえい]失敗[しっぱい]したとき([てき]にあたったとき)には
ゲームオーバーの背景[はいけい]になっていますよね。

なので防衛[ぼうえい]成功[せいこう]したときは
ゲームオーバーの背景[はいけい]ではないとき

つまり、背景[はいけい]が「たけのこBG」のままなら
防衛[ぼうえい]できているということです。

WS1259

ゲームクリアの条件[じょうけん]はこうなりますね。
(タイピングが苦手な人は「背景[はいけい]ナンバー」を条件[じょうけん]にしてもOK!)

制限[せいげん]時間を[]ぎて、背景[はいけい]の名前がたけのこBGならクリアですので
クリアの条件[じょうけん]に合っている時は背景[はいけい]を「防衛[ぼうえい]成功[せいこう]」にしましょう。



WS1260
これをタイマーメソッドの下に追加[ついか]します。
タイマーが[]ぎたら、この条件[じょうけん]をチェックするようになりました。
これは1回だけチェックすればいいので「ずっと」ブロックはいりません

WS1262

最後[さいご]に、防衛[ぼうえい]成功[せいこう]のときにクリアの音を鳴らすようにして、完成[かんせい]です!


さいごに

今回はいろいろアレンジしてみてほしかったので
シューティングに使う最低限[さいていげん]要素[ようそ]しか紹介[しょうかい]していません。

ライフをつけたり、[てき][]やしたり、[たま]の角度を[]えてみたり…
いろんなルールを追加[ついか]して面白[おもしろ]いシューティングに
アレンジしてみてください!

たけのこチーム・きのこチームにわかれて
どちらがたくさんクリアしたか?を記録[きろく]してみるのも面白[おもしろ]いですね。

アイデア次第[しだい]でいろんなことができるので
ぜひ色々[ため]してみてくださいね。