Scratchのコミュニティでも、スクロールゲームは人気のコンテンツのひとつ。
そこで今回は「ステージ」の作り方を紹介したいと思います。

Cubo
WS0005
これは縦にスクロールしていくタイプのゲームです。
矢印キーで、このキューボ君を操作してステージを進んでいきます。

このゲームは、ステージがとてもアレンジしやすいので
リミックスしてオリジナルのステージを作ってみましょう。

まずは「中を見る」ボタンを押して、編集画面に移動しましょう。

ピクセルアートでステージ作り

[levels]というスプライトの中に、各レベルに応じたステージを
各コスチュームに描いてあります。
ステージはこんな感じです。
WS0001
このステージのいいところは
「ピクセルアート」といって、画像のサイズがとても小さいところ。
WS0006
元画像はこれくらいのサイズです。
ステージの画像をつくるのは、かなり手間のかかる作業なんですが
このくらいのサイズなら、ラクに作ることができますね。

WS0003
実際に画像を作るときは、コスチューム編集画面の右下にある
虫めがねマーク(+)を押すと拡大できます。
好みの大きさになるまで何度かクリックしてみて下さいね。

あとは、実際にステージを描いてみましょう。
WS0008
一番上の「ペンツール」で線が描けます。
上から6番目の「バケツツール」で塗りつぶし
上から7番目の「消しゴム」で描いている線を消すことができます。

WS0007
線の太さは、コスチューム編集画面の左下にある
「線の幅」のスライダーを使って変えられます。

今回は、小さい画像を編集するので、一番細い線を選びましょう。


ステージのスクリプト

ステージを描いたら、ステージのスクリプトを見てみましょう。
WS0004
ステージを表示するブロックはこんな感じです。
小さい画像なので、大きさを300%(3倍)にしていますね。

あとは、ステージをクリアしたとき(キャラクターが黄色に触れた)ときに
変数「Lvl(レベル」を1ずつ変えることで
表示するステージを変えるようにプログラミングされていますね。

また、今回のゲームは「キャラクター」ではなく「ステージ」が動くように
プログラミングされていますので、
キーを押されたときやキャラクターとの当たり判定も
ステージがわで行っています。

当たり判定や、キー判定は、以前紹介したものと同じなので
この記事をみてね

今回のゲームはステージを動かすので、キャラクターを動かす時とちがって
ジャンプしたときにy座標がマイナスされるようになっているので注意です。 

アレンジがおわったら
WS0009
リミックスのボタンを押して、保存して
あなただけの、オリジナルステージを公開してみて下さいね。


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