今回はプログラムではなく
Scratchの醍醐味である「リミックス」をやってみましょう。

http://scratch.mit.edu/projects/40152628/ 
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リミックスとは、ある作品を元にしてあたらしい作品を生み出すことです。
「中を見る」をクリックして、リミックスを試してみましょう

リミックスするには?

まず、プロジェクト画面の「中を見る」をクリックします。
そしてプロジェクト編集画面になったら、自分の好きなように
プロジェクトをアレンジしてみましょう。

今回は、オリジナルニャンを作ろう!という企画ですので
今まで色んな人に描かれてきたニャンをもとに
自分の考えたオリジナルニャンを作ってみましょう。
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スプライトのリストの中から、ひとつを選んで「右クリック」します。
右クリックメニューの中に「複製」というメニューがあるのでクリックします。

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複製すると、同じ名前のスプライトがコピーされます。
左上の「iボタン」をクリックしましょう

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すると、そのスプライトの名前や向き、回転の種類などをえらべる
スプライトのパラメータ画面が開きます。
ここに、あなたが考えたキャラクターの名前をいれましょう。

つぎに、キャラクターの紹介をプログラムしてみましょう。
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が押されたときに、キャラクターの場所を設定しましょう。
そのあと、キャラクターの説明が入っている部分を
自分のオリジナルキャラクターの説明文にいれかえてみましょう。

コスチュームをアレンジしてみよう

さて、つぎはキャラクターの見た目をかえてみましょう。
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コスチュームのタブをクリックすると
そのスプライトがもっているコスチュームの一覧と
コスチュームを編集する画面がひらきます。

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今回は単純に色を変えてみましょう。
バケツのアイコンを選んで、画面の下のカラーパレットから
すきないろを選びます。
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色を選んだら、その色をぬりたい場所に、
バケツのカーソルをあわせてクリックします。

ほかにも、ペンツールや直線ツール
マルが描けるツール、四角が描けるツールなど
いろいろあるので、ためしてみてくださいね。

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完成したら、画面左上の「リミックス」ボタンをクリック!
これでリミックス作品ができあがりました。

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このリミックス作品のプロジェクトページの
作品説明の下に、リミックスツリーのアイコンがあります。
自分の作品が何番目にリミックスされたものかが分かりますよ。

著作権とマナーについて

Scratchでは、自由に他の人の作品をリミックスすることができます。
Scratchを使っている人たちは、このリミックス機能があることを知ったうえで 作品を公開しています。

ですが、他の人が作った絵やプログラムをコピーして使ったりするときは
「この人が作りました」という事をわかるようにしておきましょう。

(リミックスボタンを押して、公開した場合は、自動で表示されるのでだいじょうぶです)

著作権についての、小学生むけのサイトがありますので
いちど見てみて下さい。http://www.kidscric.com/

ジバニャンの著作権はだいじょうぶ?

今回紹介した作品にはジバニャンをベースに作られていますね。
これは、2次創作という「著作権のあるものをもとにつくった創作物」になります。
2次創作については、じつは法律的にはグレーゾーンです。

ただ、「ファン活動の一環」として黙認されているのも事実です。
(コミケにはファンが2次創作したものが販売されていますね)

今回この作品を紹介したのは
・皆がオリジナリティあふれる作品(原作にはないジバニャン)を作っている
・皆、妖怪ウォッチが大好き(ジバニャンを著しく冒涜する描写がない)
という2点が「ファン活動の一環」と考えられると判断したからです。

みなさんも、作品をつくるときは
「ファンが見てイヤな気持ちにならないか?」 ということを公開する前に考えてみて下さいね。


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